脱毛サロン C3(シースリー)×てんちむ 炎上から学ぶ「サロンを選ぶ際のポイント」※脱毛初心者向け
有名YoutuberてんちむPRの脱毛サロンC3(シースリー)に景品表示法違反の疑い
以前から脱毛サロンに通っている人達なら驚くことも無い「〇ヶ月0円!」「月額0000円」表記。脱毛サロンの広告によくある小さい注釈※も御馴染みですが、これから脱毛サロンで脱毛してみようと検討している人達からしたら「ズルイ!!」「こんなの詐欺だーっ!」ってなる気持ちは分からなくもありません。
そこで今回は、問題になってる内容とサロン選びの注意点を簡単にまとめてみましたので、これから脱毛を考えてる人は参考までに見てみてください。
今回問題になっているのは
「9ヶ月間0円で初期費用の不安もないし、満足するまでずっと通えるみたいです」とコメントがあるのですが実は、「9ヶ月間0円」というのは、あたかも9ヶ月間無料と思えてしまいますが、そういう意味ではなく、単純に利用料を9ヶ月間後払いにできる後払い制(ショッピングクレジット)なだけであって有料なのが現実です。
この意図的に誤解を招くような宣伝の仕方が問題視されています。
専門家の意見では
「これはアウトでしょうね。通常の理解能力を持った人であれば、『9ヶ月間は無料』と考えますし、会社側もまさにこれを狙って消費者を誘引しています。確かに、『9ヶ月0円 使い放題!』の大きな文字の下に、小さい小さい文字で何か書いてあります。こういう手法を『打消し表示』と言い、消費者庁などは景品表示法などで規制されている『有利誤認』広告に該当する可能性があるものとして規制しています。
今回の場合、アピールしたい大きな文字のすぐ下に記載している点はいいのですが、『アピールしたい大きな文字』に対する『打消し表示』について、一般消費者が気づくことができない(内容を正しく認識できない)ような小さい文字なので、『有利誤認』と判断される可能性が高いと思われます。この場合、業者に対し、広告の修正を求める措置命令や、ひどい場合は業務停止などの処分も行われることでしょう」
とあります。
このアピールしたい大きな文字(広告でいう所の料金部分)の下に小さく書かれている注意事項(小さな注釈※)の中にポイントが隠されています。
広告でよく見る「月額0千円」表記
一見、「月に数千円って安い!」「月額×契約回数なら余裕で払える!」と思いがちですが、注釈をよく見ると大体、
※月0千円×〇〇回払い(総支払額は〇〇万円となります。)
と書かれているのがほとんどです。※大手と言われるサロンの広告にはほぼ表記されています。※不親切なサロンだとこの表記が無い所もあるので注意しましょう。
これに気付かずカウンセリングを受けてしまい「えっ?そういうことなの??まあでもせっかくお店まで来ちゃってるからしょうがないか~」とモヤモヤしながら契約している人は少なく無いと思います。
要は、月額(月の支払い額)というのは単純に分割支払いする1回あたりの金額なだけなので勘違いしないようにしましょう。
大事なのは月額じゃなくて「総支払額」
サロンを選ぶ上で、このお店は高いのか安いのかを月額で判断している人が居るのなら、それはかなり痛い話ですね(^^;) そうではなく、
「最終的に全部でいくら支払うのか」
「その総支払額が他のお店と比べてどうなのか」
が大切です。
例として大手脱毛サロンの料金【総支払額】をまとめてみました。
電車や駅、インターネットのバナー広告など、パッと目に入るのは月額の料金だけなので、実際いくら掛かるのか分かっていない人がほとんどだと思うのでご参考になれば。※時期によって料金が変更になったりするのでもし間違えてたらごめんなさい(>_<)
【全身脱毛(顔・VIO含む)】(税抜価格) ※2021.2現在
※乗り換え割引やペア割引でない、誰でも適用される割引後の料金。
6回総額 通い放題総額
ミ ュ ゼ:192,900円 ー
銀座カラー: 93,000円 289,000円※無期限
キレイモ :198,000円(10回) 340,000円※無期限
脱毛ラボ :159,980円 338,140円※無期限
シースリー:188,000円 382,400円※無期限
恋 肌 : 99,800円 449,100円※30回
ラココ :100,000円 600,000円~800,000円
ストラッシュ:95,760円 369,800円※5年間
今回は、料金表記にスポットを当てただけなので選ぶ基準としてはコスパのみとなってしまいますが、本来は「予約の取りやすさ」「評判」「お店の広さ」「通いやすさ」なども考慮した上でお店を選ぶのが一番だと思いますので、気になるお店があったらネットなどで徹底的に調べるようにしましょう!